これまで肉厚セルロイドシリーズやシートメタルを使用したコンビネーションフレームを多数ご紹介してきましたが、SOLID BLUEといえば、、
やはり忘れてはならないのがサーモントフレームです。

サーモントフレームとは、簡単に言うとセルとメタルのコンビネーションフレームで、セル生地の部分が眉毛の様になっているタイプのメガネ。
そのためブロータイプとも言われたりしますね。

そして、サーモントフレームと言えば、その誕生の歴史が実に面白い。

2番煎じならぬ、100番煎じぐらいになるぐらい有名なお話…
かなりかいつまんで説明すると、1950年代、アメリカ軍の将校モント氏という人物が、眉毛が非常に薄く威厳が無いことにとても悩んでいたというエピソードがあります。そこで軍のお抱えだった眼鏡メーカー「American Optical（アメリカンオプティカル）が、テーラーにこのことを相談し、モント氏に合うような威厳の出る眼鏡を作ってもらうことになりました。
作り出されたのが、眉毛があるように見えるデザインのフレーム。そのフレームの名前は、モント氏に敬意を込めて「”Sir Mont” サー・モント」と名付けられたそうです。

んー歴史って素晴らしいですね。

時は流れ、今では数々のメーカーが趣向を凝らしたサーモントフレームを企画・製作しておりますが、掛ける人のパーソナリティーを崩すことなく、シンプルかつ存在感のあるSOLID BLUEのサーモントフレームは流行に左右されない力強さに溢れています

担当：Ｈ