ストックホルムでワルツをという映画を観てきました。MONICA-Zは原題で、スウェーデン人の5人に1人は見ているという大ヒット映画です。
「ジャズは英語」という時代に母国語のスウェーデン語で歌ったパイオニア的存在で、世界的にも有名になったジャズシンガー”モニカ・ゼタールンド”の半生を描いた映画です。
主演のエッダ・マグナソンは「スウェーデンでは知らぬ者はいないモニカを演じるのは自殺行為に等しい。モノマネではダメ。心で演じなきゃ。」と思ったそうです。
実はこのエッダ・マグナソンも歌手です。
歌手でしかも顔も似ているということでモニカ役に大抜擢され、本作で映画デビューし、ゴールデン・ビートル賞の主演女優賞を受賞したのです。
この時点でエッダ・マグナソンの人生も凄いドラマだと思います。
上がエッダ・マグナソン、下がモニカ・ゼタールンドです。
もう同一人物にしか見えません。スウェーデン語の歌が良かったのでネットで海外版のサントラを買ったのですが、
顔のアップがジャケットになっているので本物のモニカの方のCDと並ぶと画像で戸惑います。もしお買い求めの際はタイトルをしっかり確認しましょう。
モニカ・ゼタールンドは本人の映像も残っています。エッダ・マグナソンと聴き比べてみましょう。
映画版Sakta vi gå genom stan (Official Video) https://www.youtube.com/watch?v=Ni5a6Q8D16I
Monica Zetterlund with Bill Evans Trio “Waltz for Debby” https://www.youtube.com/watch?v=8tp-nbchmHU
スウェーデン語は英語とフランス語の中間みたいな響きで美しいですね。
それと映画で注目したい所はメガネですね!意外とメガネ率が高いので1960年代っぽい様々なメガネを見ることができます。
男性はブローやウェリントン、女性はフォックスタイプが主で、メガネ姿も可愛いエッダ・マグナソンが大好きになってしましました。
担当:O